今日から簡単にできる!電球の種類別、電球の寿命をのばすコツとは(白熱電球・蛍光灯・LED電球)

電球の寿命をのばすコツ
みなさん電球をできるだけ長持ちさせるために普段からなにか気をつけていることはありますか?少しでも長い間使えるようにこまめに電気を切ったりしていませんか?

実はこまめに電気を切ることで寿命が短くなる種類の電球もあるんですよ。意外とみなさん知らないですよね。

今回は白熱電球・蛍光灯・LED電球、それぞれ電球別にさらに長持ちさせる工夫ポイントをご紹介します。

~白熱電球~

白熱電球の平均寿命は約1000時間です。白熱電球はフィラメントに電気を流すことで熱が発生し、それと同時に光が発生します。使っていくうちにフィラメントが劣化し、寿命がきてだいたい約3、4か月で電球が切れてしまいます。
それでは白熱電球を長持ちさせるにはどうしたらいいのでしょうか?

長持ちポイント1:調光機能のある照明器具を使用し、光量を調節する。

調光機能               参考:http://item.rakuten.co.jp/

調光機能のある照明器具はつまみやスイッチ、リモコン等で明るさを調節できます。
調光ボリュームを下げることで電球への電圧が下がり、フィラメントにかかる負担を軽くすることができます。明るさは落ちますが、その分長持ちします。
最近では調光器付きの照明器具が多く売られていますので、照明器具を買い換える際には気にしてみてください。

長持ちポイント2:定格電圧110V用の電球を使用する。

基本的に発電所の近くの場所を除いて一般家庭に供給される電圧は100Vです。
100V供給されている電圧に対して、110V用の電球を使用すればフィラメントにかかってくる負担は100V用の電球に比べれば軽くなります。

明るさは100V用のものと比べて少し暗くなるのがデメリットですが、その分長持ちします。洗面所、トイレ、門灯など調光器を付けるの難しい場所にこの方法は有効ですね。

~蛍光灯・電球型蛍光灯~

蛍光灯は白熱電球よりも寿命が長く約6000~10000時間です。

長持ちポイント1:オンオフをこまめに行わない。

蛍光灯                参考:http://panasonic.com/

蛍光灯はオンオフを繰り返すとかえって寿命が短くなってしまいます。1回のオンオフで約1時間寿命が短くなってしまいます。
こまめに消す方がいいと思っていましたが、蛍光灯にいたってはこまめに消さないのが長持ちのポイントです。蛍光灯は電気をつけている時間の長いリビングや常夜灯、オフィスなどに使うのがオススメです。逆に点灯回数の多いトイレや玄関には不向きです。

~LED電球~

長寿命で電気代も大幅に節約でき、頻繁にオンオフしても寿命に関わってこないLED電球。電球の中でも寿命が約30000~40000時間と一番寿命が長い電球です。

長持ちポイント1:十分に放熱できる、空気によくあたる環境で使用する。

LED電球

LEDはエネルギーのほどんとが光にかわるのが特徴です。光にならなかったエネルギーは熱となり放出されます。その熱がこもったり、放出できない状態のまま使用し続けてしまうとLED電球の重要部の電子回路が劣化し、寿命が大幅に短くなってしまいます。
なので、十分に放熱ができる環境で使用することが長持ちのポイントです。

また、周囲温度が低いところ、空気循環がよいところで使用するとさらにいいでしょう。

~まとめ~

長持ちポイントをまとめると

・白熱電球は電球にかかる電圧を低くする。
・蛍光灯については頻繁にオンオフしない。
・LED電球は熱がこもらない空気循環がよい場所で使用する。

それぞれの種類によって取り付け場所の向き、不向きがあることが分かってもらえると思います。ちょっと使い方を変えれば電球を長持ちさせることができるので、是非取り組んでみてください。