電球の口金サイズの種類、測り方を徹底解説。電球買いに行く前にチェックすべし!
暮らしていて結構面倒だと思うことの一つが、「切れた電球の交換」ではないでしょうか。
特に昔ながらの白熱電球は数ヶ月で切れてしまうので、年間3回か4回くらい交換する必要があります。
電球に詳しい人でしたらコンビニやスーパーで、ささっと買ってくるものかもしれませんが、電球サイズの種類を買いに行く前に確認しない人は結構いると思います。
実は電球にはサイズや色、形でいろいろな種類がありまして、これを間違えて買うと取付出来ない可能性もあります。
今回はみなさんが間違いやすい電球の口金サイズの種類、測り方を徹底解説します。
電球の口金とは
電球の口金(くちがね)とは電球の根本にある金属の部分のことです。
この口金をソケットにねじ込んで電球を取り付けます。
口金には2つの役割があります。
一つ目は取付の役割です。金属部がネジのようになっており、逆さに取り付けても落ちてきません。
二つ目は電気を電球に送る役割です。ソケット内部には2つの電極があり、口金は奥までねじ込むことでその2つの電極とうまく接するようになっています。
口金の種類
ここでは一般的なねじ込み式の口金についてのみ説明します。
口金には形状の違いはありません、すべて円柱形をしています。
しかし、サイズによる違いがあります。
この口金のサイズを間違えて購入すると、電気がつかないばかりか、下手をすると電球が壊れたり、電流がショートしてブレーカーが飛ぶこともあり危険なので注意しましょう。
まずは口金サイズについてです。
日本国内でよく使われているのは以下の3つ。
E26
一番多いサイズ、主に家庭用のメインの照明(トイレ、洗面所、ブロ場など)に使われています。
だいたい皆さんが「電球」を思い浮かべた時に出てくるのがこのE26の一般的な形状の電球です。
家電量販店でも並んでいる電球の半分くらいは口金サイズE26だと思われます。
E17
E17は主にミニクリプトン球やシャンデリア球などに使われている少し細い形状の口金です。
このサイズも国内で広く普及しています。
E11
E11は一般的な電球にはあまり使われない口金ですが、ハロゲンライトやスポット電球などには広く採用されています。
E17よりもより細くて、耐荷重に限界がある代わりにソケットを細くスッキリとさせることが出来ます。
その他のサイズ
他のサイズはというと、ヨーロッパなどではE12やE14なんかもあります。
これらは輸入品の照明器具に付いている場合がありますので、一応国内でも対応する電球を購入することが出来ます。
しかし、普通のコンビニやスーパーにはまず置いていません、家電量販店にも置いてないかもしれません。
珍しい口金サイズの電球を買う場合はアマゾンや楽天など、ネットで探してみるといいでしょう。
口金サイズの確認の仕方
電球を購入する必要があっても、どのサイズを買えばいいのか分からなかれば購入できません。
口金サイズの確認の仕方は以下の3通りを参考にしてください。
手元に切れた電球がある場合
電球が切れてしまって、新しいものと交換する場合は、切れた電球を取り外して見てみましょう。
電球の口金のあたりや、ガラス部にサイズが書いてある場合が多いです。
手元に照明機器がある場合
新しい照明器具に付ける電球を買う時にはその照明器具のパッケージや説明を見てみましょう。
「口金E26」や「口金サイズ26mm」などと書いてあると思いますのでそれを参考にしましょう。
手元に電球や照明機器があるが、サイズが書いてない場合
以下の「口金サイズの測り方」を参考に測ってみてください。
口金サイズの測り方
どうしても口金のサイズがわからないという場合は、実際の電球や灯具のサイズを測るというのが最終手段です。
口金のサイズはE26やE17のように「E」+「二桁の数字」で表されます。
この2桁の数字、実は口金の直径を表しています、E26は26mm、E17は17mmといった具合です。
なので、定規などを使って実際に測ってみましょう。
と言っても実際に測るとなると面倒なので、
親指サイズ=E26
中指サイズ=E17
小指サイズ=E11
と覚えておいて問題はないと思います。
(指のサイズはもちろん個人差がありますのであくまで参考程度)
※【注意】間違っても、電気が流れている状態の灯具のソケットに指を突っ込まないように。。。
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