フィラメントLED電球ってなに？明るさや電気代、寿命はどうなのかを徹底解説

by Daichi Totani 1/11/2018 | 9:48 0 Posted in LED電球, お役立ち情報, 白熱電球, 蛍光灯, 電球

フィラメントLED電球ってどういう電球？

フィラメントLED電球は昔の白熱電球で使われていたフィラメントという発光体をLEDで再現した電球です。

LED電球というと、従来の電球と違い近代的なデザインをイメージする人が多いかもしれません。

しかし、フィラメントLED電球はガラスのグローブに覆われており、昔ながらの電球のデザインをそのまま受け継いているものが多いです。

エジソンが電球を発明した当初のようなレトロなデザインのものなどもあり、全体的にノスタルジックな雰囲気を出すことができます。

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フィラメントLED電球の明るさは暗いってホント？

フィラメントLED電球で検索をすると、予測変換に「フィラメントLED電球　暗い」と表示されることが多いです。

これはある意味本当です。

大きなLEDチップをふんだんに使える一般のLED電球はデザインの制約も少ないので、明るくしようと思えばかなり明るいものが作れます。

しかし、フィラメントLED電球は細長い糸状のLEDを使う必要があるのでどうしても明るい電球には向いていないです。
また、フィラメントLED電球はヒートシンクと呼ばれる放熱部分をもたない機種が多く、あまりパワーの大きいLEDを使えないというデザイン上の制約もあります。

ただ、フィラメントLED電球は補助的な照明として使われることが多く、逆にそんなに明るくなる必要性がないのも事実です。目線の高さに近いところで使われることも多いので、明るすぎても眩しくなってしまう場合があります。

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フィラメントLED電球の電気代はどのくらい？

「LEDといえば電気代が安い」とイメージする人も多いかもしれません。たしかにLEDはエコとうたっているCMなど多いですよね。

そんなLEDは一般的に「白熱電球の1/8, 蛍光灯型電球の1/2」と言われています。
※メーカーや明るさによって変わります。

フィラメントLED電球も、他のLED電球と同じ発光原理ですので同様の省エネ性能と考えられます。
やはり白熱電球と比べるとはるかに電気代を安く抑えられますね。

電気代のことだけで言えば、特に長い時間使用するリビング照明や門灯などにLEDは向いています。

また、この省エネ性能にはもう一つメリットがあります。それは「熱くならない」ということ！
省エネということはエネルギーが効率よく光に変わっているということなので、余分な熱が出にくいのがLEDの特徴です。
素手で触ることができないほど熱くなる白熱電球や蛍光灯型電球と違い、LED電球は（基本的に）素手で触れる程度にしか熱くならないので、小さい子供やペットがいるご家庭や店舗でも安心して使えます。