世界最大のインテリア見本市!『アンビエンテ』の様子をレポートします。

ambiente

 

突然ですが、「アンビエンテ」ってご存知ですか?

 

ドイツのフランクフルトで毎年2月に開催されている世界最大のインテリアの展示会です。

世界中からインテリアのメーカーや商社やデザイナーが集まって自慢の製品を展示し、たくさんのバイヤーが買い付けにやってきて商談します。私も今年の2月に出展したのですが、色々な国の出展者やバイヤー、数々の日本では見られないおしゃれでユニークな商品、5日間あっても回りきれない会場の規模…すべてに圧倒されました。

さて、日本でもあと2週間弱で「インテリアライフスタイル TOKYO」という日本最大のインテリアの展示会が開催されます。私も毎日出展準備でてんてこ舞いです。そこで今回のオンリーワンプレスでは展示会ムードを盛り上げるためにも、前回出展した「アンビエンテ」の様子を紹介しようと思います。

 

■世界最大のインテリア見本市『アンビエンテ』とは

①圧倒的スケール!

messe frankfurt

会場はドイツのフランクフルトにある「メッセ・フランクフルト」という国際展示会場。
会場となるホールは全部で27つ。出展ジャンルは「Dining」、「Living」、「Giving」の3つで、「Dining」ではキッチン用品や調理器具、「Living」では家具、照明、ホームアクセサリー、「Giving」では雑貨や玩具、ギフト用品をそれぞれ中心に展示していました。
出展社は約4700社、来場数は150,000人。もはやこの時点で圧倒されちゃいますよね。

詳細はこちら↓

アンビエンテ公式Webサイト:http://ambiente.messefrankfurt.com/frankfurt/en/aussteller/willkommen.html

 

②国際色豊かなインテリア用品の数々!

世界最大のインテリアの展示会ということで、全世界からのインテリア用品が集結する「アンビエンテ」。色々な国から出展があり、そのお国柄もよく感じられる出展でした。すべてはお見せできませんが、ざっと写真で紹介します。

Dining

「Dining」での出展ブース。

イタリア、フランス、トルコの出展が多く見られました。料理の実演をやっているブースなども。ブースいっぱいに並べられた調理器具はまさに圧巻もの。

 

Giving

「Giving」では、世界から集めた雑貨、玩具、ギフト用品を扱っていました。

ドイツはクリスマスマーケットで有名なことからクリスマス用の雑貨を扱うブースがたくさんありました。出展国は中国、東南アジア、インドのブースがかなりの数を占めていました。ちなみに写真はありませんが、ロシアやアフリカの出展エリアなどあり、本当にワールドワイドな展示会でした。

 

②パートナーカントリーは「日本」!

Japan Style

「アンビエンテ」では、毎回「パートナーカントリー」という一つの国をクローズアップし、文化やデザインを会場内で積極的に発信するという企画を行っています。今年はその「パートナーカントリー」に日本が選ばれたことで、日本の出展者が前年78社から101社へと大幅に増え、日本をテーマにした特設ブースや企画が会場のあちこちで展開されていました。

中でも日本の伝統工芸品を展示する「DENSAN」、和のデザインを展示する「Japan Style」は人気で多くの賑わいを見せていました。

Japan style

ちなみにこれは休憩エリア。

まさに和!って感じ。心なしかスーツのビジネスマンがサムライに見えちゃいます。

 

 

■アンビエンテで展示されていた照明について

①驚異的!キャンドルの浸透率の高さ!

根強いキャンドル文化の欧州

「照明はLEDで省エネ!節電!」というのが常識になりつつありますが、欧州はLED電球どころかキャンドルがたくさん使われていました。日本でキャンドルというと非日常感を演出するものというイメージですが、欧州では日常的に使われているようで、キャンドル専門のブースやキャンドルホルダーや燭台など、キャンドルに関するものがたくさんありました。

ついつい便利さや効率を重視しがちの我々日本人ですが、キャンドルのともしびのゆらぎも情緒があっていいかも…。

 

②お部屋のインテリアの参考に!照明の飾り方の違い!

1. とにかくたくさんぶらさげる!

たくさんぶら下げる

長さを揃えてきっちりと並べて…というよりも無造作にたくさんぶらさげるのが欧州式!贅沢ですね。リビングなど広いお部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

2. シェードの発想がユニーク。

シルクハットのユニークなシェード

シェードは大ぶりでインパクトがあってなんぼ!
意外なものをシェードに使ってしまうユニークで大胆なセンスが欧州式!使う場所を選んでしまうのが玉にキズですが、シンプルなお部屋にはアクセントにいいかも。

 

3. ペンダントライトはとにかくたくさん縛る!

ペンダントライトはとにかくまとめる

多少ライト同士が被ってしまってもなんのその!無造作にたくさん縛るのが欧州式。
非常に多くのブースで見られた展示方法でした。欧州の流行最先端を是非あなたのお部屋に!

 

Only1を運営するビートソニック社のブースの様子

私たちもがんばりました!!

ビートソニックブース ビートソニックブース2

ジャンル「Living」のホール11で出展してきました。
ホール11ではユニークなインテリア用品やデザイナープロダクトの出展が多く、日本のデザインプロダクトも多く出展していたので常に活気があり、私たちのブースも人が絶えませんでした。

ちなみに出展した製品はこちら…
【美影】

美影

ガラス工芸作家とコラボレーションした手作りガラスのLED電球『美影』
これは溶岩のようにガラスがどろりと溶けたデザインで注目度抜群!かなり人気でした。

 

【ブランブラン】

ブランブラン

これは木工作家とコラボレーションのペンダントライト『ブランブラン』。欧州では木でできたインテリア用品が人気で、天然木で作られている本製品も人気が高かったです。

お客さんからの反応は上々。確かな手ごたえを感じた展示会でした。
欧州進出はまだまだこれからですが、この調子で頑張っていきます!

 

 

■展示会のご案内

ちょっと宣伝になってしまいますが、「インテリアライフスタイルTOKYO」の紹介をします。

日にち:2014年6月4日(水)~6月6日(金)
時間: 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
場所:東京ビックサイト
ちなみに私たちは『西ホール4の4-207』に出展します。

アンビエンテで大好評だった『美影』『ブランブラン』はもちろん、注目の新製品レール用スポットライト『ジブロ』を展示いたしますので、是非見に来ていただければ嬉しいです。