初めての一人暮らし。照明を工夫して自分らしい部屋を作る4つのステップ

4つのステップ
今年大学に入学した一年生の皆さん、新社会人の皆さん、入学&入社おめでとうございます。
この4月で実家を離れ、一人暮らしを始める人も多いかと思います。

これからは自分の部屋の照明を自分らしく個性のある部屋にしたい!って思ってる人も多いと思います。
でも、実家にいるときは電球が切れたりしても自分で買いに行って付け替えることなんてあまりしなかったですよね?
そこで、始めての一人暮らしで必要となる
・「どういった照明を選べばいいの?」
・「電球は何を買えばいいのかな?」
・「アジアンな雰囲気を出すにはどういう照明がいいのか」

など照明に関する部屋づくりのコツまとめてみました。
一人暮らしの人でなくても参考になると思います。

STEP1:どういう雰囲気にしたいか思い描いてみる

まず部屋づくりの第一歩はどういう部屋にしたいかゴールを思い浮かべることです。
下には幾つかのインテリアのスタイルを写真とともに用意してみました。こういうのを見るとイメージしやすくなると思います。

モダン

モダンインテリア

参考:http://www.1hitorigurashi.com/

ナチュラル(北欧)

ナチュラルインテリア

参考:http://iemo.jp/

・クラシック(アンティーク・レトロ)

クラシックインテリア

参考:http://iemo.jp/

・アジアン

アジアンインテリア

参考:http://iemo.jp/

・和モダン

和モダンインテリア

参考:http://iemo.jp/

STEP2:部屋の広さに応じた必要な明るさを確認する

どういったスタイル(雰囲気)の部屋にしたいか頭のなかで想像できたからといって、すぐに照明器具を買いに走ってはいけません。
まずは部屋の大きさに対してどのくらいの明るさが求められるのかを考えましょう。
これによって何個くらいの照明機器を揃えればいいかわかります。
明るければ明るいほどいいって訳ではないですよね。
快適に新生活をおくる為に適度な明るさは非常に重要です。

下の表では、必要な明るさを簡単にまとめてみました。
例えば6畳をちょっと暗めにアレンジしたいなと思ったら使用する電球の明るさの合計が1200になるように、照明機器や電球を揃えましょう。400ルーメンの電球を3つといった具合です。

適用畳数 暗め(lm) 普通(lm) 明るめ(lm)
~4.5畳(約7m2) 1000 1500 2000
~6畳(約10m2) 1200 1800 2400
~8畳(約13m2) 1500 2250 3000
~10畳(約17m2) 1800 2700 3600
~12畳(約20m2) 2100 3150 4200
~14畳(約23m2) 2400 3600 4800

明るさの単位はLEDの場合ルーメン(lm)で表されます。一方、白熱電球は消費電力(W、ワット)で表されますので注意しましょう。細かく計算しようと思えばできるのですが、おおまかに10W=100lmと覚えておきましょう。

STEP3:最適な照明器具(灯具)を決める

照明器具には以下の様な種類があります。
ここでは天井に取り付けるタイプの照明に限って説明します。
フロアやテーブルに置くタイプの照明に関しては天井に取り付ける照明を設置後、明るさの微調整や雰囲気を出す為などインテリアのトッピング的要素として考えて下さい。

・シーリングライト

シーリングライト

シーリングライト

参考:http://panasonic.com/

家電屋さんで一番見かけるのはこのタイプだと思います。
天井電源に引っ掛けるような形で取り付けられます。
シーリングライトは天井から広範囲を照らせるので、明るさを確保するのが非常に簡単ですが
一般的にはシンプルなインテリアに似合います。

・シャンデリア

シャンデリア

シャンデリア

参考:http://iemo.jp/

一人暮らしの部屋にシャンデリア?と思う人も多いでしょうが最近では小型のデザインの物も多いです。
天井を明るく照らしてくれますので、部屋自体が大きく見えます。
クラシック(アンティーク)な雰囲気を出したい時にはシャンデリアがいいでしょう。

・ペンダントライト

ペンダントライト

ペンダントライト

参考:http://iemo.jp/

ペンダントライトとは天井から吊るすタイプの照明器具です。
北欧インテリアに欠かせないペンダントライトは最近様々なデザインのものがあります。
竹製のシェードが付いててアジアンテイストのものや、電球自身をあえて見せるシンプルなデザインのものなどもあり、自身でイメージしているインテリアに合うものを選びましょう。
また、ライトレールを天井に設置し、複数のペンダントライトをつけると明るさも確保でき、見た目にも統一感が出ます。。

・ライトレール+スポットライト

スポットライト

スポットライト

参考:http://panasonic.com/

一つでは明るさが充分でないスポットライトもライトレールと組み合わせて複数つけるととても都会的な雰囲気になります。
あえて直接部屋を照らさず、天井や壁をスポット的に照らして間接照明で雰囲気を出すと同時に、部屋を広く見せれるようなテクニックもあります。

照明機器にも色々なデザインがありますが、参考までにインテリアのスタイルとそれに合う照明器具の種類を表にしてみました。

シーリングライト シャンデリア ペンダントライト スポットライト
モダン
ナチュラル
クラシック
アジアン
和モダン

STEP4:取り付ける灯具(照明器具)に合った電球、蛍光灯を購入する

家電量販店に行くと様々な電球が販売されています。
照明に詳しくないと間違えたものを買ってしまう可能性もあります。
そこで気をつけるべき点を4つにまとめてみました。

・サイズ

蛍光灯や電球にはサイズがあります。
購入する照明機器に合ったサイズのものを選びましょう。

口金

電球の口金の種類。

・明るさ

電球には同じサイズのものでも様々な明るさのものがあります。
通常白熱電球はワット(W)、LED電球の場合はルーメン(lm)で表されます。

一般電球タイプ 口金E26

白熱電球ワット(W) 20W 30W 40W 50W 60W
LED電球ルーメン(lm) 170lm以上 325lm以上 485lm以上 640lm以上 810lm以上

小形電球タイプ 口金E17

白熱電球ワット(W) 25W 40W 50W
LED電球ルーメン(lm) 230lm以上 440lm以上 600lm以上

・種類

通常、白熱電球とLED電球は同じソケットが使えます。
同じくらいの明るさの電球でもLED電球ほうが圧倒的に電気代が安いです。
ただ、電球自身の価格は白熱電球のほうが安いです。

電気代節約

電気代節約の例

・光の色

電球には「電球色」「昼光色」「昼白色」などの光の色があります。
クールな雰囲気を求めている場合は白系(もしくは青白色)の光を、落ち着いた雰囲気やレトロな雰囲気を出したい場合はオレンジ色の光を選びましょう。

色の雰囲気

LED電球の色の種類。

まとめ

以上の4ステップを簡単にまとめると

・インテリアの方向性を決める
・明るさを決める
・照明器具を決める
・電球を決める

ってとこでしょうか?

以上の4つのステップで自分の思い描く素敵な部屋作りをして下さい。
照明は部屋の雰囲気を一番左右する要素です。
せっかくの新生活、部屋の雰囲気が気に入らないと気分まで乗らないですよね。
自分お気に入りの部屋を作れば新生活もきっとうまくいくと思います。
新入生・新社会人の皆さんがんばってね。

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